ブレーク 2 (さんすうの考え方)

算数・数学のねらいは、

@考える力を育てる
A計算する力を育てる

と、とらえることができます。

そろばんを考え出した人(作った人)は、考える力があり、そろばんの達人は、計算する力がある人です。さんすう、好き すき (1ねんせい)

計算が速くて正確なのは、そろばんの達人よりコンピュータが優れており、コンピュータを作り出すのは人間です。

このことを考えてみると、算数・数学の先生方は、「@考える力」を育てることに重きをおきますが、むべなるかなと思います。

しかし、小学校の1ねんせいでは、「@考え方を育てる」にウエートをかけ過ぎないようにすることが肝要です。

「繰り上がりのある1位数+1位数の計算」では、考え方はサラッと流す。

例えば、「7+6=(  )」の場合 「7に 3を たして 10、10と 3で 13」はサラッと流すのがいいでしょう。
しつこくドリルしたり、ペーパーテストをして点をつけたりすることは慎むべきです。

さんすう嫌いな子を作らないために。

【蛇足】〜お家の方へ〜
「7+6=(  )」の考え方 「7に 3を たして 10、10と 3で 13」については、家では(塾でも)触れることは止めて下さい。学校に任せておいて下さい。
もし学校の先生がテストをして、○、×をつけても、やはり、無視していて下さい。

その代わり、「繰り上がりのある1位数+1位数の計算」の36組は、何としてでも暗記させて下さい。

学年と指導内容を考慮して指導することが大切。

         

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