ブレーク　６（「０」についての豆知識）

「０」についての豆知識をどうぞ！

�@　「０」の読み方

　・　どの教科書も、「０」を「れい」と読ませているようです。

　・　「れい下２０度」とは言いますが、「ゼロ下２０度」とは言いません。「ゼロ戦闘機」とは言うが、「れい戦闘機」とは言いません。

　・　１ねんせいの指導では、先生は原則「れい」と読むのがいいでしょう。

�A　「０」について参考にまでに
・　文字 0 によって表されるものは、何もないこと に対応する基数 （自然数 ）であり、1 の直前なる序数 （順序数 ）であって、最小の非負整数 である。

・　零（れい）、ゼロ（英語 : zero）、ナル（ドイツ語 : null; ヌル）、ノート（英語 : naught）、ニヒル（ラテン語 : nihil）などと読まれる。

・　数としての 0 は、整数 全体、実数 全体（あるいはもっと一般の数からなる代数系で）加法的単位元 としての役割を演じる。

・　文字としての 0 の使用は位取りによる記数法 におけるプレースホルダ として有用である。

【さらに参考】 自然数を 1 , 2 , 3 , … とする流儀と、0 , 1 , 2 , 3 , … とする流儀があり、前者は数論 などでよく使われ、後者は集合論 、論理学 などでよく使われる。 いずれにしても、0 を自然数に含めるかどうかが問題になるときは、その旨を明記する必要がある。