1ねんせいの復習 3

最も重要な3つの復習 (2)

「繰り上がりのある1位数+1位数の計算」は、算数・数学の基礎の基礎です。
この段階で、落伍すると取り返すのに大変苦労をします。
さんすう、好き すき (1ねんせい)
36組ありますが全て暗記し、指を使わなくても即座に答えられるようにしてやることが、1ねんせいのさんすうでは、とても大事です。

なぜかというと、
 「64+78=(  )」の積み算では、「4+8=12」を瞬時に思いつき、「1+6+7=1+13=14」を素早く求めることが要求されます。そのためには、36組を全て暗記している必要があります。
 先生方も、お家の方も、それほど大事と思わず(2年生の九九を覚えさせることに比べて)、うっかり過ごしやすいので要注意です。
 日本では大学に入るまで、テストで計算器を使わせないから、計算力がネックとなって数学嫌いとなり、大学入試センター試験において、数学を避けるという学生は大勢います。

【蛇足」〜お家の方へ〜
「9+7」、「7+8」のような、「繰り上がりのある1位数+1位数の計算」は、全部で36組です。かけ算九九よりはるかに簡単に覚えますから、お家でも是非覚えさせる手助けをして下さい。(学校で覚えさせるようにしていますが、全員に目が届きかねる場合があります)
 36組について、全ての教科書に載っていますので、それを利用して下さい。カードを作って、何回も繰り返して下されば、申し分ありません。

ちょっとした指導のコツでさんすうが上達

         

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