@ 具体物の集まりを見て(数えて)、正しい個数をかずで言うことができる。
A すうじを正しい筆順で書くことができる。
B かずとすうじを正しく対応させることができる。
C 5を分けて、「1と4」「2と3」(「3と2」「4と1」)、また、「1と4」「2と3」(「4と1」「3と2」)を合わせて5になることを知る。
D1 0を分け、「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」、また、「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」を合わせて、10になることを知る。
(7+8、9+4などの計算の基礎となる)
* 時間が取れたら、6,7,8,9についても、分ける(分解)、合わせる(合成)を練習する。
(10について徹底すれば、多くの子どもは自然と6、7、8、9は身につく)
* 具体物を視覚に訴えるだけでなく、太鼓などをたたいて、いくつたたいたかを言わせる(聴覚に訴える)ことも取り入れるとよい。(10以下)
【蛇足】〜お家の方へ〜
ア スーパーなどで買い物のとき、「リンゴを6個かごに入れて」、「キューリを4本ビニールぶくろへ入れて」などと言って、具体的行動をさせ、個数とかずの結びつきを体得させるとよい。
イ 家でも、学校の進度に合わせて、5を分ける、10を分ける の練習を何回も繰り返すとよい。(おはじきや木の葉っぱなどの具体物を使って。すでに塾で計算を教わったいる子にも、改めて家で分けるを繰り返す)
* 指は最高の計算具です。指を使うことも認めてやりましょう。
しかし、やがて使わなくなります。使わなくなるまで、上の「ア、イ」を繰り返すとよい。
* 上の「ア、イ」が第一関門です。早く身につく子も遅い子もいます。ある数学のよくできる子のお母さんも、子どもが1年生のときには、この関門通過でご苦労をしたそうです。
ウ 具体的な練習のための算数ドリル(10までのかずの合成・分解)を載せておきます。「あといくつ?」 をクリックしてアクセスし、さんすう遊びのヒントにして下さい。
* 10までのかずを分ける、合わせるのドリル。次の 「あといくつ?」 をクリック。(プリントアウトしてドリルさせるとよい)
「あといくつ?」 (小学校1年生の算数ドリルより)
(←クリック)