12 繰り上がりのある計算ー考え方ー
「繰り上がりのある計算」の考え方は、この時期の1ねんせいの子にとっては、少しやっかいです。
もちろん、全ての子に理解させる必要はありません。(無理です)
考え方を理解したかペーパーテストすることは止めた方がいいでしょう。(さんすう嫌いをつくる)
数図ブロックやおはじきを使って、操作を通して指導することがとても大事です。
しきは 7 + 5 です。
かんがえかたは @ 7に ( )を たして 10
A 10と ( )で ( )
*@の段階で、10の合成・分解(10は7と3)の考え方が大切となります。
Aの段階で、5の合成・分解(5は3と2)の考え方が大切となります。
【蛇足】〜お家の方へ〜
家で、「繰り上がりのある計算の」の考え方について触れることは避けて下さい。
ましてや、考え方のドリルのためのペーパーテストは、百害あって一利なし、やらない方がいいでしょう。
塾や家庭教師を利用する場合には、数学のことがよく分かっている方にお願いするといいでしょう。